土性メダルならず「また立ててよかった」
◆3日、東京五輪・大会12日目
レスリング女子68キロ級・3位決定戦
幕張メッセAホール(千葉県・千葉市)
東京五輪レスリング女子68キロ級の3位決定戦で土性沙羅選手が出場し、ウクライナの選手と対戦しました。
土性選手は今大会、1回戦で敗北しましたが、敗者復活戦で勝利し、3位決定戦に進出しました。リオ五輪で金メダルを獲得し、2大会連続のメダルを目指す土性選手ですが、第1ピリオド2分33秒、隙を突かれて倒され、無念のフォール負け。メダル獲得とはなりませんでした。
以下、試合後の土性沙羅選手のコメント。
「最後なので、思い切り自分で攻めにいって、銅メダル取るつもりだった。6分間戦いきれなかったのが悔しい。試合内容も良くなかったが、自分もここまでよくやってこられたなと、周りの支えてくださった方に心から感謝している」
――リオ五輪の金メダルから5年
「負けやケガが続いたりといろいろあった。一人じゃここまで来られなかった。心が折れそうな時もあったが、いろんな方に支えて応援してもらって、またオリンピックのマットに立つことが出来てよかった」
写真:長田洋平/アフロスポーツ