金メダル四十住「スケボーは彼氏」
東京五輪の新種目スケートボードのパークで初代女王に輝いた19歳の四十住さくら選手と、銀メダルを獲得した12歳の開心那選手がメダル獲得から一夜あけた5日、メダリスト会見に臨みました。
――以下、会見の主な内容-
Q:メダル獲得から一夜明けて
――四十住さくら選手
夢みたいな感じで金メダルをとった実感がまだないです。
――開心那選手
なんかオリンピックがすぐ終わっちゃったので全然実感がないです。
Q:五輪はどういう舞台だった
――四十住さくら選手
本当に夢の舞台だったので、そこで緊張せずに自分の滑りができてうれしかったです。
――開心那選手
五輪の舞台で自分の滑りをしっかりできて、銀メダルをとれてすごくうれしかったです。
Q:五輪という大舞台で緊張せずに実力を発揮できた要因は
――四十住さくら選手
自分の決めたルーティーン(演技構成)で乗ることだけを決めていたから、緊張しなかった。
――開心那選手
五輪を楽しんでやっていたからだと思います。
Q:五輪は他の世界大会とは違う
――四十住さくら選手
いつもの大会より大きいイベントだとわかっているけど、あんまり緊張しなかった。
――開心那選手
すごい大会だとわかっていたけど、いつもの大会より本当に五輪は緊張していませんでした。
Q:イギリスのスカイ・ブラウン選手と表彰台に上がったことについて
――四十住さくら選手
スカイとアメリカで練習したり遊んだりしていたので、一緒に表彰台に上がれてうれしいです。
――開心那選手
スカイとは大会で会ったときに、しゃべったり遊んだりしていたので、一緒に表彰台に上がれてうれしかったです。
Q:他の選手と励まし合っていて、楽しんでいるように見えたが、普段から励まし合ったりする
――四十住さくら選手
いつも失敗してもノーミスで決まっても、みんながハグしてくれるので、みんなにハグをして楽しんでやっていた。
――開心那選手
いつも大会の時だけじゃなく、練習の時でもみんなで一緒に応援しあったり、励ましあったりしているので、いつも通りやっていました。
Q:五輪が終わって今やりたいこと
――四十住さくら選手
私は家族と旅行にいきたいです。
――開心那選手
北海道で、いつも一緒にスケートボードをしている人たちと、遊びにいきたいです。
Q:今後の目標
――四十住さくら選手
今までと変わらず、スケートボードを楽しんで、パリ五輪も出られたらいいなと思います。
――開心那選手
パリ五輪に出て、世界一かっこいいスケーターになって、自分のシグネチャーモデル(自身の名前をつけた製品)を出したいです。
Q:スケートボートはどんな存在
――四十住さくら選手
彼氏です。本当にスケートボードが大好きなのでずっと24時間乗っていたいくらいなので彼氏です。
――開心那選手
大切な宝物です。
Q:メダルを獲得して、すごいことをしたという実感は?
――四十住さくら選手
少しずつ金メダルをとれたんだなというふうに思っています。
――開心那選手
少しずつ東京五輪でメダルをとったんだと感じています。
Q:開選手は、日本人最年少メダリストとなったが実感は
――開心那選手
全然ないです。
Q:日本のスケートボード競技の活躍はどうみえる、日本の強さの要因は
――四十住さくら選手
やっぱりみんな毎日練習を頑張っているから、こういう金メダルという結果につながっていると思います。
――開心那選手
みんな楽しんで、応援したり励ましあったりして練習しているから、このような感じになったと思います。
写真:長田洋平/アフロスポーツ*写真左が開選手、右が四十住選手