マラソン服部勇馬「弾馬の思いも引き継ぐ」
5日、男子マラソンに日本代表として出場する服部勇馬選手が記者会見に臨み、3日後に迫る本番に向けて意気込みを語りました。男子マラソンは大会最終日の8日に札幌で行われます。
※以下、主な会見の内容
Q.大会に向けた強化
──5月からは菅平で合宿を続けていた。札幌ハーフマラソンの前に怪我があったりしたので、普段のマラソンよりも急ピッチに作った。これから先のマラソンの幅が広がるようなトレーニングができた。
Q.弟・弾馬選手について
──最後の1か月は弾馬と一緒にトレーニングをした。弾馬も五輪を目指してきた中で一緒の舞台に立てなかったのは悔しいが、思いを引き継ぐことができた。いいメンタルの状態で五輪の舞台に立てると思う。
Q.大学から目指していた東京五輪
──東京五輪が決まってからこの舞台に立ちたいと思って日々トレーニングをしてきたので、力をしっかり発揮したい。
Q.気持ちは
──冷静でいつも通りを心がけているが、結構緊張している。ようやくこの舞台に立てるのだと思うと、不安や緊張がある。マラソンは最終日なのでプレッシャーのようなものも感じる。
Q.代表決定レース、マラソングランドチャンピオンシップから2年
──長かったがその分、代表としての自覚や覚悟はでき、特に精神面で成長できた。この五輪を通して自分自身の競技力、人間性を磨いていきたい。
Q.展開予想
──ファーストポイントまではそこまでハイペースにならないと思うが、20km以降は急激にペースが上がると思うので、冷静にひとつずつ的確な判断をして、ポジションを上げていけばいいレースができると思う。
写真:アフロ