飛込7位入賞の玉井「楽しい時間過ごせた」
◇7日、東京五輪・大会16日目、飛び込み男子高飛び込み・決勝、東京アクアティクスセンター
東京五輪の飛び込み男子高飛び込み決勝に、14歳の玉井陸斗選手が臨みました。
準決勝を勝ち進んだ12人で争われる決勝。玉井選手は2、4本目の演技で86.40点の高得点を記録するなど、6位につけます。しかし5本目、予選と準決勝で失敗した307C(前逆宙返り3回半抱え型)の演技を修正できず、35.70点でスコアを伸ばせません。それでも最後の6本目はミスなく終え、合計431.95点で見事7位入賞を果たしました。
この種目で日本勢が入賞したのは、2000年シドニー大会、寺内健選手が5位に入って以来21年ぶりです。
以下、試合後の玉井選手のコメント。
――日本選手として2000年シドニー大会以来の決勝進出を果たした
「寺内選手の記録に続いて自分が決勝進出や入賞することができて、誇りに思います」
――予選から決勝まで毎回得点を上げたが、決勝は何が良かったか
「前半は準決勝よりもいい修正や調整ができました。307C(5回目の演技)は失敗してしまったんですが、自分的には思い切りやれて悔いは残らず終えられました」
--初めてのオリンピックはどんなものだったか
「予選は厳しい状況が続いていたんですが、決勝で戦ってみると楽しい時間を過ごすことができたと思います」
--どんな選手になりたいか
「世界のトップの選手とメダル争いができるくらいの選手になっていきたいなと思います」
写真:AFP/アフロ YUTAKA/アフロスポーツ アフロ