飛込玉井 東京五輪で「最低でも決勝進出」
飛込の東京五輪代表で14歳の玉井陸斗選手が8日、オンラインでの取材に応じ、開会式まで50日をきった東京五輪に向け、「ワクワクしている。決勝進出を最低目標として、進出できればメダル争いできる位置に頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
5月に開催された代表選考を兼ねた飛込W杯で18位以内に入り、東京五輪の代表に決まった玉井選手でしたが、「(予選)3本目が終わって自分の調子が悪いなと思って、ちょっとあせっていた。宙返りが重い感覚でした」と振り返り、最後の6本目については、「(演技前に)19位と知って思いっきりやったら結果が出た感じ。自分の体の動き方を把握できてなかったので東京五輪ではW杯の失敗を生かしていきたい」と大舞台を見据えました。
そして、開会式まで50日をきった東京五輪に向け、「合宿が増えているので(五輪に)内定したんだなと実感が持てた。ワクワクしているというのと、活躍しないといけないと思っていて、少し不安なところもあります」と今の心境を話しつつ、「世界のトップ選手と戦えることだけでも、自分は満足なんですけど、そこで満足せずにメダル争いとかいい争いができたらいい。W杯の時みたいにいろんな人を不安にさせたりしないように、自分ができる精いっぱいの演技を予選から準決勝、決勝とできたら」と目標を語りました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2021年5月