ボクシングでメダル3個「チームで取れた」
東京五輪のボクシングフライ級で銅メダルを獲得した田中亮明選手と並木月海選手が8日、メダリスト会見に臨み、並木選手は「(ボクシングで)3つメダルが取れたのもこのチームでやってきたからこそ」と振り返りました。
以下、会見の内容。
――メダルを獲得した感想は
田中選手「素直にめちゃめちゃ嬉しいです」
並木選手「自分も嬉しい気持ちとこのメダルをすごく誇りに思っています」
――地元の応援は伝わっていたか。今日から高校のインターハイが始まるが、教え子たちに伝えたいことは
田中選手「地元の応援は本当に力になりました。多治見から金メダルという横断幕やポスターを多治見の街にたくさん貼っていただきました。正直メダルをとるつもりもなかったんですが、周りの皆さんが期待してくれていたので、僕もオリンピックでは何か爪痕を残したいなと考えていました。毎試合毎試合、いい試合ができましたし、銅メダルという結果を残せたことを嬉しく思います。今日からインターハイ始まって今日はライト級の植松くんが初戦に臨むので、勝ち負けや結果にこだわらずに全力を出して戦ってほしいなと。応援しています」
――何を支えに戦ってきたか
田中選手「ずっとオリンピック出場を目指してやってきていたので支えというか、執念でここまでやってきました」
並木選手「自分は合宿等で一緒になってメンバーたちが、自分がオリンピックで活躍できるように支えてくださったので頑張ってこられましたし、このオリンピックで銅メダルを獲得できたのかなと思います」
――この先に向けて
田中選手「ずっと目標にしていたオリンピックが終わったので休んでみて自分がどう思うのかどうしたいのかというのを見極めたいなと思っています」
並木選手「自分はやっぱり世界一を取りたいというのが大きいので世界一になれるようにコツコツ練習してしっかり頑張っていきたいなと思います」
――入江選手の金メダルを含め、ボクシングで3つのメダルが取れたことについて
田中選手「すごいと思っています。女子は金を取って、並木選手は銅を取って、僕は男子の代表として1つでもメダルが取れたので。男子のメンバーも途中で負けちゃいましたが、本当に強いので、なんなら僕だけがメダルを取れないんじゃないかなという感じだったので取れてよかったです」
並木選手「3つメダルが取れたのもこのチームでやってきたからこそ取れたのかなと思います。本当にチームのみんながいなかったらここまでなれなかったなと思うので本当に感謝しています」
写真:ロイター/アフロ
写真:代表撮影/AFP/アフロ
(左が並木月海選手、右が田中亮明選手)