東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈選手が６日、拠点としている日本体育大学がある東京・世田谷の区役所を表敬訪問し、祝福を受けました。

大舞台でボクシング女子初の金メダル獲得という快挙を成し遂げた入江選手は「周りのスタッフ、監督がすごくいい人たちばかりで、自分らしく臨める環境を用意してくださったというのが大きい。五輪という舞台はメダル取る、取らないと、金メダルと銀・銅じゃ全然違うのはもうわかっていたので、そういった部分で緊張したりはすごくしました」と振り返りました。

以前からカエル好きを公言しており、オフの日には近所の川にカエルを探しに行くという入江選手。東京五輪での金メダル獲得のお祝いとして、ボクシンググローブをつけたカエルの記念品が贈られ「目とか鼻の感じが本物のカエルにそっくりで、愛を感じました」と、笑顔を見せました。さらに「私の推しはヒキガエルなんですけど、ヒキガエルみたいに何事にも動じない堂々とした女性になれたら」と、理想の女性像を大好きなカエルに例えました。

また、五輪を目指す子供たちに「好きじゃないと練習とかも続けられないですし、競技をずっと考えることもできないので、まずは自分の好きなことを続けていって、ただ努力するだけじゃなくて努力の方向性とかしっかり考えながら続けていけば、いつかきっと夢はかなうと思います」とエールを送りました。