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18歳の森秋彩 スポーツクライミングW杯リードで2戦連続V「完登で優勝したかった」

2022年9月12日 18:29
18歳の森秋彩 スポーツクライミングW杯リードで2戦連続V「完登で優勝したかった」
森秋彩選手(写真:アフロ)
スポーツクライミングワールドカップ(11日、イギリス)

東京オリンピック金メダリストなど世界の強豪が集うスポーツクライミングのワールドカップ。リード第6戦で18歳の森秋彩選手が優勝。初制覇を果たした第5戦に続いて2戦連続優勝を果たしました。

12メートル以上の壁を制限時間6分以内で登り、到達した“高さ”を争う「リード」。森選手は前回大会、優勝こそしたものの、ゴールであるトップホールドまで登り切る「完登」ができませんでした。

その悔しさをバネに臨んだ今大会、森選手は持ち前の柔軟性を生かし力強く進んでいきます。後半、体を横に倒す難しい体勢を強いられるポイントも指の力を生かして突破。観客から歓声が上がる中、見事最後まで登り切り「完登」。東京オリンピック金メダリストらを抑えて2大会連続の優勝に輝きました。

森選手は「次こそ完登で優勝したいと思っていたので、その目標がかなえられてすごくうれしい。とにかく楽しんで登ろうとずっと思っていました」と喜びを語りました。