車いすテニス・国枝慎吾 史上初の“年間グランドスラム”達成ならずも「来年また挑戦したい」
車いすテニス・国枝慎吾選手(写真:アフロ)
◇テニス全米オープン(日本時間12日、ニューヨーク)
車いすの部・男子シングルス決勝は、第1シードで大会3連覇のかかる国枝慎吾選手が第2シードのA・ヒューエット選手(イギリス)に6-7、1-6のストレートで敗れ準優勝となりました。
東京パラリンピック金メダリストで38歳のレジェンド・国枝選手は今シーズン、全豪、全仏、ウィンブルドンの3つで優勝。この試合に勝てば1年間で四大大会全てを制する“年間グランドスラム”達成となります。
男子では史上初となる偉業達成へ、国枝選手は第1セットから“世界一”とも称されるチェアワークでポイントを重ねるなど、序盤リードを奪います。しかし世界ランキング2位の相手に粘りを見せられ、タイブレークの末このセットを落とします。
続く第2セットでは序盤から3ゲームを連続で奪われるなど主導権を握られる展開に。第4ゲームでブレークに成功するも、反撃及ばず“年間グランドスラム”達成とはなりませんでした。
試合後、国枝選手は「プレーが素晴らしすぎた。おめでとう」と相手選手をたたえ、「(金メダル獲得の)東京パラリンピックのあと、こんなに落胆したのは久しぶり。こういう気持ちは次のステップに行くために必要なものだと思うので、来年また挑戦したいです」と悔しさをにじませながらも、更なる成長を誓いました。
車いすの部・男子シングルス決勝は、第1シードで大会3連覇のかかる国枝慎吾選手が第2シードのA・ヒューエット選手(イギリス)に6-7、1-6のストレートで敗れ準優勝となりました。
東京パラリンピック金メダリストで38歳のレジェンド・国枝選手は今シーズン、全豪、全仏、ウィンブルドンの3つで優勝。この試合に勝てば1年間で四大大会全てを制する“年間グランドスラム”達成となります。
男子では史上初となる偉業達成へ、国枝選手は第1セットから“世界一”とも称されるチェアワークでポイントを重ねるなど、序盤リードを奪います。しかし世界ランキング2位の相手に粘りを見せられ、タイブレークの末このセットを落とします。
続く第2セットでは序盤から3ゲームを連続で奪われるなど主導権を握られる展開に。第4ゲームでブレークに成功するも、反撃及ばず“年間グランドスラム”達成とはなりませんでした。
試合後、国枝選手は「プレーが素晴らしすぎた。おめでとう」と相手選手をたたえ、「(金メダル獲得の)東京パラリンピックのあと、こんなに落胆したのは久しぶり。こういう気持ちは次のステップに行くために必要なものだと思うので、来年また挑戦したいです」と悔しさをにじませながらも、更なる成長を誓いました。