◇MLB エンゼルス 6-0 タイガース(日本時間28日、コメリカ・パーク、1試合目)

ダブルヘッダーの1試合目、先発登板した大谷翔平選手。

4回までランナーを出さないパーフェクトピッチングを見せると、5回にヒットを浴びますが、ダブルプレーでチャンスを作らせず、9回111球を投げ、浴びたヒットはわずか1本。8奪三振無失点の活躍で、自身メジャー初完投・初完封となりました。

試合後にインタビューに応じた大谷選手。自身の投球について「序盤のコマンドがまず良かったと思うので、リズムに乗りやすかった」と話し、「守備ももちろんゲッツー取れるかわからない打球を、しっかりゲッツー取ってもらえて、球数も抑えられて、良かったのかなと思います」と答えました。

前夜にはホワイトソックスからジオリト投手獲得のビッグニュースを発表したエンゼルス。これに、どこで知ったか聞かれると「昨日の夜ですね、GMなんて聞いてないです、普通に一平さんから、公式サイトからって感じですかね」と話します。

この大型補強により買い手に回ったエンゼルス。プレーオフ進出に向けて大谷選手の残留がほぼ決定的になりました。

これには「ずっと売り手側の状況だったので今年まで、こういう経験も初めてですし、新しく来た選手ともしっかりコミュニケーションを取りながら、もっともっといいチームになるように頑張りたいなと思っています。もちろんファンの人も含めて大好きですし、最後までこのチームで今年まずプレーオフ目指して、またその先も目指して頑張りたいなと思っています」と語りました。