錦織圭 3時間57分の激闘制し3回戦進出
◇テニス全米オープン(日本時間3日、ニューヨーク)、男子シングルス2回戦 錦織圭3-2(7-6、6-3、6-7、2-6、6-3)M・マクドナルド
2年ぶりに全米オープンへ出場している世界ランキング56位の錦織圭選手(31)。2回戦で対戦した同61位のM・マクドナルド選手(米国・26)は、8月のツアー大会の準決勝で敗れている相手です。
第1セットを7-6、第2セットを6-3、セットカウント2-0とした錦織選手。しかし第3セットで、ゲームカウント5-4から逆転されてこのセットを落とすと、続く第4セットも相手にとられ、試合は第5セットへ。
勝負の最終セット、錦織選手は得意のドロップショットで相手を崩し、ロブショットを決めるなど圧倒。さらに、5歳年下の相手を左右に揺さぶり試合を完全にコントロールします。最後のポイントを奪い両手を突き上げた錦織選手。フルセットまでもつれ込む3時間57分の激闘を制し、3回戦進出を決めました。3回戦では、世界ランキング1位のジョコビッチ選手と対戦します。
写真:アフロ