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比江島慎 ささやかれる『影のMVP』独特なステップに加え、磨いた“3ポイントシュート”

2023年8月29日 6:02
比江島慎 ささやかれる『影のMVP』独特なステップに加え、磨いた“3ポイントシュート”
比江島慎選手(写真:AP/アフロ)
バスケットボールワールドカップの1次リーグで、格上フィンランドに歴史的勝利を挙げた日本代表。

第1クオーターでリードを奪いますが、第2クオーターは逆転を許す苦しい時間帯。そんな中、相手のファウルを誘いながら躍動したのは、チーム最年長の比江島慎選手でした。

■"比江島ステップ"+3ポイントシュート

今回の試合で2本中2本成功させ、カギを握った比江島選手の3ポイントシュート。実はワールドカップに向けて進化させてきた部分でもあります。元々、比江島選手はドリブルで中に切り込んでいくドライブが得意な選手。独特なステップは"比江島ステップ"とも呼ばれています。

トム・ホーバスHCが3ポイントシュートをチームに求める中、「"比江島ステップ"でのドライブ」という武器を残しつつ、3ポイントシュートを磨いてきました。

実際に、国内のBリーグにおいて2022-23シーズンは、3ポイントシュートの確率が43.4%。これはリーグ全体では3位。日本人選手に限れば1位という結果を残しています。

27日のフィンランド戦・第1クオーター、比江島選手はステップバックから3ポイントシュートに成功。ブロックに跳んだ相手選手からファウルを誘い、バスケットカウントで4点プレーを成功させます。

さらに第2クオーター、逆転を許した日本代表ですが、比江島選手が持ち前の"比江島ステップ"を披露し、倒れながら得点。ここでもディフェンスに対応しきれなかった相手からファウルをもらい、バスケットカウントで3点プレーを成立させました。

その後も3ポイントシュートを成功させるなど、17得点の活躍を見せた比江島選手。

中を固めれば外から打ち、中が空けば"比江島ステップ"で切り込むその攻撃で、日本代表の苦しい時間帯を支えました。その姿から『影のMVP』ともささやかれています。