「締めは良かった」渋野 初日イーブン
◆第54回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯・初日(9日、茨城・静ヒルズCC)
約1か月ぶりの国内復帰戦となる今年のメジャー第2戦に臨んだ渋野日向子選手は、4バーディー・4ボギーのイーブンパーで初日を終えました。
海外ツアーから帰国し、7日に隔離期間が明けたという渋野選手はインスタートの前半、11番で初バーディーを奪うと、続く12番でも連続バーディー、幸先のいいスタートを切りました。続く13番で初ボギーを叩きますが、14番で7mのバーディーパットを決めバウンスバックに成功。15番のボギーでスコアを1つ落とし、1アンダーで折り返しました。
後半は4番までパープレーが続きましたが、「後半はパッティングの距離感も怪しくなっていたので、そこに関しては調整不足、準備不足」と5番ではスリーパットのボギーを叩くなど、スコアを落としました。
それでも最終9番、「取りたいパー5で3打目の微妙な距離を寄せることができて、バーディー取れたので締めは良かった」とバーディーフィニッシュ。4バーディー・4ボギーのイーブンパーで初日を終え、「全体的な感じで言うと落ち着いてできていたと思う。たくさんボギーを打ちましたけど、その中でイーブンで回れたのはまだ良かったかな」と振り返りました。
約1か月ぶりに国内ツアーでプレーし「まだまだ自分も伸びしろがたくさんあるなと発見できた。今日回っていて色々勉強できた」と前を向き、「無観客だったので静かではありましたけど、楽しんで1日できたかなと思うので、自由だなと思いました」と笑顔を見せました。
写真:Golffile/アフロ
※写真は2021全英オープン最終日