石川遼30歳誕生日はアンダーも「苦しい」
◆国内男子ゴルフ ANAオープン2日目(17日、北海道・札幌GC輪厚コース)
17日に30歳の節目の誕生日を迎えた石川遼選手。上位進出へ向けて、首位と3打差の4アンダー、13位タイから2日目をスタートしました。
序盤は4番、6番とボギーをたたく苦しい立ち上がり。それでも、7番、9番でバーディーを奪い、スコアを戻して前半を終えました。
後半に入ると、パー5の12番で3打目をピンに寄せてバーディー。この日初めてバーディーが先行しましたが、続く13番でボギーをたたきました。最終18番をバーディーで締めましたが、出入りの激しいゴルフで伸ばしたスコアは1つ。通算5アンダーで2日目を終えました。
30歳のバースデーをコースで迎え、「『おめでとう』と言われるのはすごくうれしいし、ありがたい」と話した石川選手。しかし、喜びを語った一方で、「かなり内容も悪かったし、すごく苦しかった。ショットがあまり良くなくて、初日、2日目とスコアを落としてしまっている。あまりネガティブにならずに、前を向きながら、あした以降良くしていければいいと思う」と、2日目のラウンドを振り返りました。
2019年12月の「JTカップ」以降、国内ツアー優勝から遠ざかっている石川選手。「まだまだチャンスはあるかなと思うので、そのためにもしっかり自分のやるべき準備をして、あした以降に備えたい」と話し、3日目からの巻き返しを誓いました。