中村輪夢 東京五輪後初大会で3連覇へ
東京五輪からの新種目として、日本中を沸かせた自転車のBMXフリースタイル・パーク。東京五輪以降、初の大会となる「第5回全日本BMXフリースタイル選手権大会パーク」の公式練習が8日、岡山県・旧内山下小学校で行われ、東京五輪で5位に入賞した中村輪夢選手や7位に入賞した大池水杜(みなと)選手などが各クラスに分かれ、19日の決勝に向け調整を行いました。
公式練習後の取材で、中村選手に東京五輪について聞くと「(オリンピックは)緊張しすぎてカチカチになっていたので結果も走りも自分の思い通りにいかなかった。格好悪い姿を見せてしまった」と振り返りました。
また、3連覇がかかる今大会については「リラックスして自分のベストのパフォーマンス出し、自分のイケてるところを見てもらいたい。結果は優勝しか見ていない。自分の走りをして優勝をしたい」と意気込みを語りました。
2024年のパリ五輪で日本人初のメダル獲得を目指す中村輪夢選手の進化に注目です。
選手の華麗なテクニックだけではなく、選手間で共に競う相手を心から応援し、仲間のチャレンジを讃(たた)える姿が競技の魅力となっているBMXフリースタイル・パーク。19日は男子エリート・女子エリート決勝が行われ、日本の頂点が決まります。