Bリーグ開幕戦 琉球が15点差大逆転勝利
6シーズン目に突入した国内男子プロバスケットボールリーグのBリーグが30日、沖縄アリーナで2021-22シーズンの開幕戦を迎え、昨シーズン西地区1位の琉球ゴールデンキングスと、過去2度のBリーグ優勝を誇るアルバルク東京が対戦しました。
第1Q、開始19秒でA東京のアレックス・カーク選手が、スリーポイントシュートを決め、今シーズンのBリーグ初得点をあげます。その後、試合はシーズン前に大型補強したA東京のペース。第1Qを終え、21対14とA東京がリード。さらに第2Qを終えても、36対24とA東京が12点差にリードを広げます。
第3Q、逆転したい琉球は、ドウェイン・エバンス選手が、第3Qだけで10得点をあげる活躍を見せ、54対45と9点差まで詰め寄ります。
迎えた最終第4Qは琉球が怒濤(どとう)の攻撃を仕掛けます。第4Q開始から琉球はA東京に得点を許さず、好調のエバンス選手がフリースローやジャンプショットを決めると、さらにキャプテン・田代直希選手のスリーポイントシュートで1点差まで詰め寄ります。すると残り約6分、エバンス選手のシュートで最大15点差からついに琉球が逆転に成功します。
一方、第4Qが始まって6分以上無得点だったA東京も逆転を許してからは、フリースローやスリーポイントで得点を重ね、残り2分22秒で61対60と、わずか1点差に。
しかしホームの後押しを受け、勢いに乗る琉球は、このピンチに『ファンタジスタ』並里成選手の絶妙なアシストからジャック・クーリー選手が決め、63対60とリードを3点に広げます。
その後、残り36秒で再び東京が1点差に詰め寄るも、最後は63対62で琉球が逃げ切り。ホームでの開幕戦を勝利で飾りました。
この試合、エバンス選手はチーム最多の19得点を挙げました。
写真・アフロスポーツ
※写真は2021年4月4日の渋谷戦