史上初5連覇 バスケ女子日本が逆転勝ち
バスケットボール女子アジアカップ決勝(3日、ヨルダン)
日本78-73中国
日本(世界ランキング8位)は決勝で中国(同7位)に逆転勝ちを収め、史上初の大会5連覇を果たしました。
日本は第3クオーターを終え、身長2メートルを超える選手2人を擁する中国に52-57と、5点のリードを許します。
迎えた最終第4クオーター、早々に中国に得点され52-59と点差を7点に広げられますが、日本がここから反撃。東京五輪では3×3の代表として出場した馬瓜ステファニー選手が3本のフリースローをすべて決めると、東京五輪銀メダルメンバーのオコエ桃仁花選手がレイアップシュートを決め2点差とします。
そして試合時間残り7分3秒の場面で馬瓜選手が3ポイントを沈め、怒とうの攻撃をみせた日本。60-59とリードしました。
しかし、その後は日本と中国がともにポイントを奪い合い、残り1分では72-73と中国がリードします。それでも日本は、残り44秒でオコエ選手がレイアップシュートを決め、74-73としました。さらにオコエ選手は、中国のシュートをブロックし得点を許しませんでした。
最後は宮崎早織選手がフリースローを合計4本決め、この試合両チーム最多の26得点の活躍。日本が78-73で中国を逆転で破り、史上初の大会5連覇を果たしました。
また、大会MVPには赤穂ひまわり選手が選ばれました。
■日本vs中国 試合結果
第1Q 19-21
第2Q 17-18
第3Q 16-18
第4Q 26-16
写真:AFP/アフロ