12歳島田麻央が4回転成功 夢は五輪金
◇フィギュアスケート近畿選手権ノービスA女子フリー(10日、京都)
フィギュアスケート近畿選手権ノービスA女子フリースケーティングに、島田麻央選手(12)が出場しました。
島田選手は今年3月の京都府選手権で4回転トーループを初めて成功。一躍、注目を浴びましたが、その後の試合では着氷することが出来ずにいました。
この日の演技冒頭、4回転トーループを鮮やかに着氷した島田選手。その後も、3回転ルッツ・3回転トーループのコンビネーションジャンプや、2アクセルからの3連続ジャンプなど、全てのジャンプを成功する圧巻の演技を披露。120.83点で優勝しました。
演技後「4回転が(3月の大会で)1回目入ってから、全然決まってなくて悔しかったので、今回決められてうれしかったです」と、笑顔でインタビューに答えました。
「前に4回転が入ったときは、117点(117.74点)だったんですけど、今日は120点(120.83点)だったので、4回転以外にも進歩したところがあったと思う」と、ジャンプ以外の成長にも手応えをつかんでいました。
今後の目標を聞かれると「全日本ノービスなどの大事な試合があるので、そこでもいい演技が出来るようにしたいです。(将来の目標は)五輪に出て金メダルをとることです」と、瞳を輝かせました。