◇第９７回日本学生選手権水泳競技大会最終日（１０日、東京辰巳国際水泳場）

男子平泳ぎ２００ｍで東京五輪日本代表の佐藤翔馬選手（慶応義塾大学）が２分８秒４６で優勝。佐藤選手は平泳ぎ１００ｍでも優勝しており、２年連続２冠を達成しました。

「体力的にも肉体的にも技術的にも戻っていない状態で、２分８秒に（タイムを）戻してこられたのは良かったです」

試合後に記者から一番しっくりきていないところはどこかと聞かれると「おなか回りとかですね。おなかがちょっと出ているんで…引き締めないと行けないなと」と恐縮する場面も。

東京五輪後に痛めていた腰を休ませるために少し休養をとった佐藤選手。休養中に甘い物をたくさん食べてしまったといいます。

現在の大きな目標は来年３月に行われる世界選手権の選考会。

「また代表権を獲得するのが一番の目標。また（東京五輪前の）４月のような厳しい選考会を乗りこえないといけないので、２分７秒、６秒前半は必要になってくると思います」と決意を語りました。

佐藤選手は次は１６日に行われる日本短水路選手権に出場する予定です。