笹生優花「勉強になった」米2勝目ならず
◆米女子ゴルフ コグニザント・ファウンダーズ・カップ最終日(現地10日、ニュージャージー州)
首位と4打差の2位タイからスタートした笹生優花選手はスコアを伸ばせず、今年6月の全米女子オープン以来となるツアー優勝はなりませんでした。
笹生選手は序盤、3番(パー4)でバンカーショットが乱れ、3パットを費やし痛恨のダブルボギーに。その後8番でこの日最初のバーディーを奪うも、直後の9番でボギーをたたき、前半はスコアを2つ落としました。
後半は一転、11番で少し距離のあるバーディーパットを沈めると、13番と15番でもバーディーを奪い、巻き返しをみせた笹生選手。最終日は4バーディー・1ボギー・1ダブルボギー。通算10アンダーの4位タイに終わり、米ツアー2勝目を逃しました。
笹生選手は「風もありましたし、雨も降っていてきのうよりタフだった」と、悪天候に苦戦。それでも「いい勉強になりました。こんなすごくきれいなゴルフ場で回らせていただいてありがたい」と、前向きにとらえていました。
また後半にプレーが良くなったことについては「風もどこから来てるか分かってきたので、その分ショットが良くなった」と、手応えを語りました。
■結果
優勝 コ・ジンヨン(韓)-18
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4位タイ 笹生優花 -10
51位タイ 畑岡奈紗 -1
※横峯さくらは予選落ち
写真:アフロ
※写真は2021年全英女子オープン