◇バレーボール世界選手権 1次ラウンドB組 ブラジル3-0日本(現地28日、スロベニア)

バレーボールの世界選手権（スロベニア）で現地28日、1次ラウンドが行われ、B組の日本は前回大会銀メダルの強豪、ブラジルに3-0(25-21、25-18、25-16)のストレートで敗れました。

初戦のカタール戦に勝利した日本は通算1勝1敗。16チームで行われる決勝トーナメント進出をかけて、現地30日にキューバと対戦します。

ブラジル戦後、キャプテンの石川祐希選手は「1セット目は非常にいい立ち上がりでスタートを迎えられたけど、1セット目の後半から常に相手のペースで試合が進められていった。(チームの)強みであるディフェンスが相手の方が上回っていた。そこは絶対に負けてはならないところだなと思っているので、あれだけ相手に拾われてしまったらこのような展開になる」と課題を口にしました。

キューバ戦に向けては「コンディションは良くなっている。キューバも非常にサーブとパワーもあるチームなので、サーブで攻めて相手の高さ、ブロックをうまく利用してゲーム展開をつくっていきたい」と決意を語りました。

また、この試合でサービスエース3本を含む9得点を挙げた西田有志選手は「キューバも本当にいいバレーをしてくる。しっかりと勝って次のステージにいけるように勝ちだけを目指してやりたい」と次戦を見据えました。