プロ野球・日本ハムは1日、来シーズンの1軍コーチ陣を発表し、新任の建山義紀投手コーチと森本稀哲外野守備走塁コーチが就任会見を行いました。

建山コーチ、森本コーチの到着を前に、新庄剛志監督が姿を見せると「コーチは指導法やトーク力（が大事）なので、それに関してはプロ中のプロ。その辺は期待したい」と、その後に始まる会見へのハードルをあげます。

会見に登場した森本コーチが「外野守備走塁コーチに就任します森本稀哲です。宜しくお願い致します。わくわくが強すぎてひどい。めっちゃわくわくしています。」と冒頭に挨拶をすると、それを聞いた新庄監督は「あなたたちトークのプロでしょ！しっかりしゃべってや！」とすかさずツッコミ。

新庄監督は1年前からコーチ就任へのオファーを出し、1年かけて口説いていたことを明かすと、森本コーチは「僕が一番かわいがってもらった剛志さんから連絡頂いて、しかも今年一番見ていたファイターズからオファーを頂いたのはうれしかったですし、わくわくが止まらなかったです」と師弟愛をのぞかせ、やる気十分。

‟足を使った守備の伝授”と‟アウトのタイミングでもセーフにさせるような三塁コーチャー”を新庄監督から期待されている森本コーチは「外野守備に関しては（GMの）稲葉さんもいますし、新庄さんと3人で育てていきたい。僕も含めてとにかく楽しく練習も試合もやっていきたい。ファンの方も楽しんで」と意気込みを述べました。

現役時代にも見せた二人の軽快な掛け合いで、会見は終始笑いに包まれていました。