西武 1点差で敗れ42年ぶり最下位危機
◇パ・リーグ オリックス3-2西武(21日、京セラドーム)
現在パ・リーグ5位で最下位争いの西武は、前の試合で完投勝利の今井達也投手が先発。
しかし4回、首位を走るオリックスに先制を許すと、続く5回にはオリックスの宗佑磨選手にソロホームランを浴び、3点のビハインドを背負います。
その後、山川穂高選手のソロホームランなどで1点差まで迫るも、3-2でオリックスに敗れました。最下位・日本ハムが引き分けたため西武は5位のまま。それでもゲーム差は「0」となりました。
西武が今季最下位でリーグを終えた場合は、1979年以来、42年ぶりとなります。今シーズンの西武の残り試合は1試合。26日の日本ハム戦(札幌ドーム)です。
敗戦投手となった西武先発の今井投手は、6回を投げ、被安打3、奪三振3、与四球5で3失点。
自身の投球に関して、「力加減の部分ですね…。抜くところと入れるところ、それぞれ極端になってしまった部分がありました。それが、四球が多くなった要因かと思います。コンディションが良くなくても3失点以内に抑えていければ負けも減ってくると思います。勝てる投手を目指していきたいですし、良くない時の自分のレベルというのを上げていきたいです」とコメントしました。
一方、勝利したオリックスは首位をキープし、2位・ロッテとのゲーム差を「1.0」としました。残り試合数の関係で2位のロッテにマジックが点灯していますが、マジックは変わらず「5」のままです。