NBA ワクチン接種拒否アービングに賛否
新型コロナウイルスのワクチンを接種しないとしているNBA、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービング選手が練習や試合に参加できていないことを受けて、一部のファンが抗議活動を行いました。
SNS上にはネッツの本拠地、バークレイズセンターでの開幕戦当日に「カイリーにプレーさせろ」「カイリーとともに戦う」などのプラカードを掲げたファンが詰めかける映像が投稿されています。
現地メディアによりますと、一時、ファンの入場を規制するなどの措置がとられましたが、試合は時間通りに始まったということです。
NBAでは選手らに新型コロナのワクチン接種を義務づけていませんが、ネッツが本拠地を置くニューヨークではワクチン未接種の選手が市内での試合に出場することが禁止されています。
ネッツは今月12日、声明を発表。「アービング選手の選択を尊重する」としながらも「彼の選択はチームの一員として行動することを妨げている。すべての試合に出場できる状態になるまで試合にも出場させず、練習への参加もさせない」としています。
アービング選手は「ワクチン接種に反対しているのではなく、義務化されたことに反対している」と接種していない理由をあげています。
SNS上ではアービング選手の選択に「身勝手だ」という批判や「彼の選択は尊重されるべき」といった意見が投稿されています。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ(今年6月)