バレー石川祐希8得点もストレート負け
◇バレーボール・セリエA第5節 ミラノ0-3チヴィタノーヴァ(ミラノ・7日)
バレーボールのイタリア1部ミラノに所属する日本代表の石川祐希選手は現地7日、昨季王者チヴィタノーヴァとの一戦にスタメン出場。8得点をあげましたが、チームはセットカウント3-0でストレート負けを喫しました。
ホームのミラノは開催場所をイタリア最大規模の会場に移し、今季全試合最高となる4850人の観客動員を記録。熱気に包まれた会場で試合が開催されました。
昨季王者を相手に石川選手は、16本のスパイクを打ち8得点も、サーブミス5本とサーブが安定しませんでした。守備ではチームトップ26本のサーブレシーブで、62%と安定した返球率を記録しました。
全てのセットが終盤までもつれる接戦となりましたが、28-26、28-26、25-23のストレートでミラノは敗戦。石川選手は試合後、「1・2・3セット目も、こちらがチャンスを逃したという形で負けてしまいました。チャンスはたくさんあるんですけど、それをものにできず負けてしまった。今日は、僕個人としては全然ダメだったので修正しないといけない」とコメント。
今後に向け、「本当に1点、1本のミス、直接失点にはならなくても相手に拾われるボール。そういった1点の勝負になってきているなと感じているので、そこを取り切れるように練習していきたい。試合の中で点を取ってそういった習慣を身につけていくしかないと思うので、こういった接戦でしっかり点を取れるように、チームとしても個人としても働きかけていきたい」と、抱負を語りました。
現地13日にペルージャ戦に臨み石川選手は「試合で結果を残していくだけだと思っているので、次のペルージャ戦も、結果にこだわって戦っていきたい」と、決意を語りました。
写真:リーグ提供