体操の東京五輪銅メダリストの村上茉愛選手（２５）が８日、引退会見を行い、選手生活を支えてくれた母・英子さんへの思いを語りました。

先月２４日の体操世界選手権への出場を悩んでいた村上選手は母・英子さんに「インタビューでは次に向けてもう少し頑張ってみたいという風に言ってしまった」と相談したところ、英子さんから「茉愛ちゃんがやりたいことをやればいいと思うし、やめたければやめてもいいと思うけど最後に体操見たいな」と出場を後押しされたことを明かしました。

そして最後の大会として臨んだ世界選手権、英子さんがスタンドで見守る中、種目別・ゆか決勝で見事金メダルを獲得しました。

会見で村上選手は「母は自分のことよりも子供たちの時間を優先して、遠いのに泊まりで見に来てくれたりしたので、１番は休んでほしい。あまり親とご飯を食べに行ったことがないので、２人で行って深い会話をできれば」と語りました。