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高校サッカー・東京B決勝へ 両校の思い

2021年11月12日 15:23
高校サッカー・東京B決勝へ 両校の思い

第100回全国高校サッカー選手権大会、東京都Bブロックの決勝は関東第一高校と、大成高校の一戦となりました。

■関東第一、「死に物狂いで勝ちに行く」

2年連続4度目の選手権全国大会を目指す関東第一高校。99回大会では、兵庫代表の神戸弘陵学園にPK戦の末敗れ、学校史上初の3回戦進出とはなりませんでした。

その試合に2年生で出場し、当時の悔しさを知るエースの肥田野蓮治選手は、「東京都の決勝では何が何でも絶対に勝つ。全国に出て前回を超え、関東第一をさらに大きいチームにしたい」と意気込みを語りました。

率いる小野貴裕監督は、「選手権の楽しさを知っている。これまで支えてくれた、応援してくれた人に恩返しするために死に物狂いで勝ちに行く」と決勝への思いを口にしました。

■大成、初の全国へ「必ず勝つ」

一方、選手権全国大会初出場を目指す大成高校。過去3年間で2度、東京都の決勝に進出するも、いずれも敗れいまだ全国出場はありません。

J2町田ゼルビアに内定しているGKのバーンズ アントン選手は「大成高校はJリーグへの道を作ってくれた。選手権に出場して、自分の人生を変えてくれた学校にできる最大限の恩返しをしたい」と語りました。

率いる豊島裕介監督は、自身も帝京高校で77回大会に出場し準優勝を経験。「あれから23年経ち、メモリアルな大会での目標は全国出場ではなく、全国ベスト8。目標に向けてまずは東京都の決勝で必ず勝つ」と決勝だけではなく、全国に目を向けています。

今シーズンの両校の対戦成績は1勝1敗。100回大会のピッチに立つのは果たして。東京都Bブロック決勝は、11月13日(土)午後1時15分キックオフです。

取材:伊藤遼(日本テレビアナウンサー)

※写真左上が関東第一高校、左下が大成高校、右は伊藤遼アナ

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