女子プロゴルファーのイ・ボミ選手が１５日、自身のＳＮＳで「ＱＴにも参加しないことにしました。日本ツアー１０年間、毎年たくさんの試合をしながら心も体も疲れました」と国内ツアーの継続的な参戦に一区切りつけることを、日本語と、韓国語で報告しました。

２０１１年から国内ツアーに参戦しているイ・ボミ選手。２０１５年には、当時の国内ツアー史上最高額、約２億３０００万円を稼ぎ、賞金女王に輝くと、翌年も２年連続で賞金女王に輝きました。

しかし２０１７年を最後にツアー優勝からは遠ざかり、今シーズンも最高順位は３位タイと苦しんでいました。

今回、ＳＮＳで来シーズンのレギュラーツアーに参戦するための予選、「ＱＴ」にも参加しないことをファンに報告したイ・ボミ選手。「これまで本当に多くのことを考えながら決めました」とつづりました。

一方で、主催者推薦で国内ツアー参戦の可能性も残されており、「もう一度心と体を整え、来年出場できる大会でもっと良いプレーができるように頑張ります」とコメントしました。

今シーズンは、新型コロナウイルスの影響で、無観客でのツアー開催が多かったことに関して、「コースであまり会えなくて残念でしたが、本当に全力で私を応援してくださったファンの方々にもとても感謝しています（ハートの絵文字）来年こそはもっとたくさん、元気な姿で会いましょう」と、ファンにメッセージを送りました。


写真：日刊スポーツ／アフロ