「努力実った1年」体操村上が母校に感謝
17日、横浜アリーナで日本体育大学の東京オリンピック・パラリンピック報告会が行われ、オリンピアン33名、パラリンピアン5名が出席しました。今月引退会見を行った、体操女子ゆかの銅メダリスト村上茉愛さんも出席しました。
司会は村上さんの大学の同級生で、現在日本体育大学教員の白井健三さん。すると白井さんから村上さんに今後の活動についての質問が。それに対し村上さんは「今後は日本体育大学に携わりながら指導を学び、ゆくゆくは代表選手に関わっていけるように頑張っていきたい」と指導者としても日本代表を目指すことを明らかにしました。
イベント後のインタビューでは「(日体大には)入学してから7年近くお世話になっているので、感謝の気持ちを込めて、参加させていただいた」と大学への感謝を語りました。
また「2019年から怪我もあり、自粛も1年あり、その頃は(2021年は)絶望的な1年になると思っていたけど、最後の世界体操で金メダルをとって引退という形ができたので、引退をいい形に導くために努力したものが実った。すごく幸せな1年だったなと思います」と今年1年を振り返りました。