江川 燕・奥川の投球術を「超怪物」と絶賛
野球解説者の江川卓さんが、日本シリーズ第1戦でのヤクルト・奥川恭伸投手(20)の投球術について20日の「Going!Sports&News」でコメントしました。
江川さんが評価したのは、奥川投手の4回ウラの投球でした。
この回、オリックスの5番のT-岡田選手を初球のフォークでレフトフライ。続く安達了一選手を2球目のフォークでサードゴロに打ち取ると、7番ラベロ選手に対しては、4球目のストレートでファーストゴロ。奥川投手は、わずか7球でオリックスの攻撃を抑えました。
この投球について、「あえて三振を取りにいかないピッチング。奥川投手は三振を少なくして、球数を増やさないようにしてバッターを打ち取る。コースを投げ分けているピッチングをしていた」と、この回の投球を分析。
奥川投手は、7回を投げ、97球、被安打6、奪三振3、失点1と大事な初戦で好投を見せました。
「4回を7球で終えたことで長いイニングを投げられたので、考えたいいピッチングをした。まさに『超怪物』と言っていいと思う」と、“昭和の怪物”江川さんが、プロ2年目20歳の投球術を大絶賛しました。