西武の新外国人左腕エンス(30)は苦労人
プロ野球・西武は22日、今季メジャーリーグのタンパベイ・レイズなどでプレーした左腕、ディートリック・エンス投手の入団が決まったと発表しました。
エンス投手は現在30歳。MLB公式HPによりますと、去年、マイアミ・マーリンズから契約を解除され、コロナ禍ということもあり、野球を辞めるか悩んだ時期があったそうです。
しかし妻の励ましで、現役を続行。アメリカの独立リーグで投げ続けていたところを、大学時代のスカウトに再会。レイズと契約するに至りました。
そして、今年9月11日のデトロイト・タイガース戦でメジャーでの初勝利を挙げました。
エンス投手は西武への入団が発表された22日にインスタグラムを更新。「レイズのみなさんへ、メジャーでもう一度プレーする機会をくれてありがとう。次の人生のチャプターを楽しみにしています」とつづりました。
西武球団を通じては、「皆さんと最高のシーズンが過ごせることを楽しみにしています。日本は素晴らしい場所だとたくさんの人からうかがっていますので、妻とともに日本に行くことが待ち遠しいです!」とコメントしています。
写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ