【動画】怪物1年生佐々木 高校通算49号
◇明治神宮野球大会 高校の部・準決勝 広陵(中国地区・広島)10-9花巻東(東北地区・岩手)、23日・神宮球場
7000人のファンが詰めかけた明治神宮野球大会。ファンの注目は大谷翔平選手の母校、岩手・花巻東の“怪物1年生”佐々木麟太郎選手です。
佐々木選手は全国デビューとなった今大会の初戦(20日vs國學院久我山)、初スイングでいきなり一発を放つなど、高校生離れしたパワーを披露。積み上げたホームラン数は1年生ながらすでに48本と、驚異的なペースでホームランを量産するプロ注目のスラッガーです。
23日の広島・広陵との準決勝でもそのパワーを見せつけました。6点ビハインドの7回、2アウト1、3塁とチャンスの場面でレフトオーバーの2点タイムリー2塁打。勝負強さを見せ4点差に詰め寄ります。
さらに8回、3点差に迫るとまたもランナーを2人おいた場面で佐々木選手がライトスタンドに飛び込む高校通算49号の3ランホームラン。その後、花巻東は勝ち越しを許して敗れたものの、怪物スラッガーが全国の舞台でその実力を示しました。
試合後、佐々木選手は「スイングの力をつけることであったり、変化球にもっと対応することであったり、チームのためにもレベルをしっかり上げていきたいと思います」とコメントしました。