初出場の戸上隼輔が快勝 卓球世界選手権
◇卓球 世界選手権個人戦 大会1日目(現地23日、米・ヒューストン)
アメリカ大陸で史上初の開催となった卓球の世界選手権。現地23日、男子シングルス1回戦が行われ、初出場の戸上隼輔選手(20)が快勝を収め、初戦突破を果たしました。
世界ランキング100位の戸上選手は、同142位のT・ポランスキー選手(チェコ)と対戦。序盤から、回転を強くかけたフォアハンドで得点を重ね、第1・第2ゲームを連取します。
第3ゲームは接戦の末に落としましたが、その後も果敢に攻め続けた戸上選手。後半はバックハンドの強打やレシーブもさえわたり、第4・第5ゲームを立て続けに奪いました。
戸上選手はゲームカウント4-1で勝利を収め、2回戦へ駒を進めました。初試合を終えた戸上選手は「やっぱり緊張感もあって、今までにはない雰囲気で戦っている感じだったので、すごく楽しかった」と胸の内を明かしました。2回戦へ向けては「自分の目標はメダルを取ること。苦しい試合が続くと思うんですけど。一戦一戦頑張ります」と意気込みを語りました。
また女子シングルス1回戦ではこちらも大会初出場、世界ランキング43位の芝田沙季選手(24)が登場。同128位のM・パトカル選手(インド)に、ゲームカウント4-0のストレート勝ちを収め、2回戦進出を果たしました。
写真:アフロ