MLBオールスターを前にホームランダービーが日本時間11日に行われ、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.選手が優勝しました。

決勝にはゲレーロJr.選手と、WBCでメキシコ代表として出場し、「腕組み男」として話題になったレイズのランディ・アロザレーナ選手が進出、ゲレーロJr.選手は準決勝でマリナーズのフリオ・ロドリゲス選手をアロザレーナ選手はホワイトソックスのルイス・ロバートJr.を破り、決勝に進出しました。

先攻はゲレーロJr.選手。ここまで勝ち上がってきた2試合の疲れを時折見せながらも後半にホームランを量産し25本のホームランを放ちます。

後攻のアロザレーナ選手も順調にホームランを重ねますが、飛距離に応じて与えられるボーナスタイムを獲得できず。これが響き23本で終了となりました。

優勝が決まった瞬間にはアロザレーナ選手のおなじみの腕組みポーズでお互いの健闘をたたえたゲレーロJr.選手。MLB初の親子二代でのホームランダービー優勝となりました。

また、今大会では開催地シアトルのマリナーズに所属するフリオ・ロドリゲス選手がホームランダービー新記録となる41本塁打を1回戦で記録しました。