男子ゴルフ最終戦開幕 賞金王は誰の手に
◇国内男子ゴルフ・ゴルフ日本シリーズJTカップ(2日~5日、東京よみうりCC) 賞金総額1億3000万円、優勝賞金4000万円
国内男子ゴルフ今季最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が2日、開幕しました。
今季の優勝者や成績優秀者30選手が選抜され、予選落ちなしで行われるこの大会で注目されるのはこの大会で決着する賞金王争い。
現在賞金ランキング1位のチャン・キム選手、2位の木下稜介選手、3位の金谷拓実選手、4位の星野陸也選手、5位の稲森佑貴選手の上位5人に賞金王の可能性が残されています。
大会初日、好スタートを切ったのは賞金ランキング5位の稲森選手。優勝が逆転賞金王への絶対条件の中、安定したパターを武器に、5バーディー1ボギーの4アンダーで首位と1打差の2位タイにつけました。賞金ランキング5位からの逆転となれば史上最大の逆転劇となります。
対照的だったのは、最終組のチャン・キム選手、木下選手、金谷選手の賞金ランクトップ3。ランキング1位のチャン・キム選手は4オーバー27位タイの最下位。ランキング2位、3位の木下、金谷選手は1オーバーの21位タイ。初日は明暗が分かれる波乱の展開となりました。
ランキング上位選手が下位スタートとなり、さらに大混戦となった賞金王争いに明日以降も目が離せません。
◇初日成績
1位 香妻陣一朗 -5
2位T 稲森 佑貴 -4
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7位T 星野 陸也 -2
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21位T 木下 稜介 +1
21位T 金谷 拓実 +1
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27位T C.キム +4
◇稲森選手逆転の条件
「優勝」かつチャン・キム選手が「11位以下」