「2週間ぶりに打つ」錦織ジュニア本格指導
テニス錦織圭選手(31)が次世代選手の育成をテーマにしたイベント「UNIQLO LifeWear Day 2021 -テニスとサステナビリティ- with 錦織圭」に登場し、全国トップクラスのジュニア選手を本格指導。「2週間ぶりに打つ」とジュニア選手相手に久々にプレーする姿を見せました。
全国大会優勝経験者も含む選抜された9人のジュニア選手を相手にフォームや体の使い方など一人一人に合わせた細やかなアドバイスを送り、実際に打ちあったりと約1時間にわたり本格的なレッスンを行った錦織選手。イベントでは「テニスを続ける根っこは、楽しさがまだ衰えてないので。これしかないのかな、と思いますけどね。疲れはあるけど飽きないというか。どこかに『楽しい』があって、その良いバランスがまだまだ継続されてあるのかな」と楽しむことの大切さも伝えました。
錦織選手は10月のBNPパリバ・オープンで敗れて以来、負傷の影響で公式戦に出場できず、先月2日に今季終了を宣言「後半は良くなってきたけど、またケガでプレーできなくて、そういうところの強化は毎年やってはいますけど、そこを続けてやっていくことだけが今すべきこと」と今季を踏まえて来季への心境を明かしました。
今月29日で32歳の誕生日を迎える錦織選手、イベントの最後には「内容的にはいろんなことを試して、まだまだ成長していくのを感じてます。もうすぐ32(歳)になりそうですけど、まだまだできると思っています」と衰えない成長意欲を感じさせました。
■写真:UNIQLO LifeWear Day 2021 テニスとサステナビリティ with 錦織圭