西武・山川が4000万ダウンで契約更改
埼玉西武ライオンズの山川穂高選手が5日、契約更改交渉に臨み、2年連続4000万ダウンの1億3000万円(推定)でサインしました。
今シーズンは開幕4番を務めるも、直後にけがで抹消。「結果が出てない以上に結果を出せそうにない自分がいることにすごい苦しみを覚えた」と振り返りました。
シーズン終盤には3試合連続本塁打を記録。10月21日のオリックス戦で平野佳寿投手から放った本塁打で特に手応えを感じたと語りました。
日本シリーズは全試合観戦。オリックスの山本由伸投手を見て、「どうにか打ちたい」と話し、秋のキャンプでホームラン王を取ったときよりもいい感覚を手に入れたという山川選手は、「今なら打席に入って打てる気しますけどね」と自信をのぞかせました。
オフにはシンガーソングライターあいみょんさんのライブを鑑賞。その後、楽屋で対面した山川選手は「自分らしさ全開。人気があってあれだけの歌声を出せて、人を奮い立たせる能力」「自分らしく生きている人間。そこに魅力、かっこよさがある。来年以降、自分らしく生きていくこと、山川穂高を見せる気持ちでやっていこうかなと思う」「人生で1番の衝撃」とかなりの刺激を受けた様子。
さらに来季は、全試合4番で出場を目標として掲げました。「4番への概念が変わってきていますけど、やっぱり最強のバッターが座るべき」と4番への美学を貫きたいと語りました。