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巨人・大竹寛 引退セレモニーで感謝

2021年12月9日 14:32
巨人・大竹寛 引退セレモニーで感謝

プロ野球・巨人の「シーズン感謝祭」が8日、両国国技館で開催。

20年間の現役生活に幕を下ろした、大竹寛巡回コーチ・トレーニング統括補佐の引退セレモニーが行われました。

大竹コーチは「この野球生活でたくさんの方と出会い、支えがありました。監督、コーチ、チームスタッフ、チームメート、ケガをした時に治療をしてくれた病院の先生方、いつも…励ましてくれた友人、そして何よりいつも温かい声援をくれたファンの皆様、背中を押していただき、本当にありがとうございました」と言葉を詰まらせながら、感謝を口にしました。

そして、引退セレモニーを見守った家族へ「家族・妻に本当に応援してもらって、我慢させることや心配をかけることも多かったと思いますが、一緒に戦ってくれて、応援してくれて本当にありがとう」と思いを伝えました。

伝家の宝刀「シュート」を武器に、376試合、102勝101敗、17セーブ、防御率3.77の成績を残した大竹コーチ。

今季、重度のひざ痛により、引退を決意し、20年間の現役生活に別れを告げました。

「高校を卒業してから広島に入団して『なんとか、この世界で成功したい。勝ちたい、おさえたい』その気持ちで、自分なりにやってきました。なかなか思うようにいかないこと、苦しいこともありましたが、ジャイアンツにきて、野球人生で初めてのリーグ優勝をできたときは本当に幸せでした」

コーチとして臨む来季に関しては「どんな時も1つ1つが自分の大切な宝物であり、財産です。今年でユニホームは脱ぎますが、来年また新たな人生が始まります。今度は自分が選手を支える側になって、もっと勉強・成長して、力になれるように努力していきたいと思います」と意気込みを新たにしました。

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