エペジーン見延 フェンシング特別授業
東京五輪フェンシング男子エペ団体金メダルの見延和靖選手(34)が16日、渋谷区の小学校で、約70人の児童相手にフェンシングの特別授業を行いました。
高校からフェンシングを始めたという見延選手。2019年には日本人初のエペ世界ランキングで1位となり、日本フェンシング史上初の年間世界王者にも輝きました。
見延選手が登場すると、児童からは「すごすぎて頭が混乱している」「サイン貰いたい」など歓声が上がりました。
特別授業ではフェンシングにまつわるクイズや、デモンストレーションを試合形式で披露。
見延選手は「いろんなことにチャレンジしてください。自分が一番ワクワクすることを見つけて、今日のことやコツコツ努力することをもう1回思い出して、その道を極めてほしいと思います。そしたらきっと皆も、皆の金メダルを獲得できると思います」と児童に伝えました。
授業が終わった後に、代表で見延選手に感謝を伝えた児童2人は特別に金メダルを触らせてもらうことに。「夢なのかな」とうれしさを隠せない様子でした。
その他の児童からは「見延選手と会えてすごくうれしくて今にも泣いちゃいそうだった」という声や「金メダルを取った見延選手が来て心がすごくわくわくしていた」などの感想が聞かれました。
この特別授業は渋谷区が日本フェンシング協会と一緒に、競技を広めるために行っているプロジェクトの一環です。