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J1川崎の山根視来が米LAギャラクシーへ完全移籍 HPでクラブへの感謝と挑戦への思いつづる

2024年1月6日 14:58
J1川崎の山根視来が米LAギャラクシーへ完全移籍 HPでクラブへの感謝と挑戦への思いつづる
川崎からMLSのLAギャラクシーへ完全移籍が決まった山根視来選手(写真:アフロ)
サッカーJ1川崎フロンターレは6日、DF山根視来選手がアメリカ・MLSのロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍することを発表しました。

山根選手は、16年に湘南ベルマーレでプロデビュー。20年から川崎でプレーし、J1通算は196試合に出場。今季も33試合守りの要を担い、天皇杯制覇などに貢献しました。

また日本代表として、2022年ワールドカップカタール大会のメンバーにも選出。移籍先のLAギャラクシーには、ともに日の丸を背負った吉田麻也選手が在籍し、チームメートとなります。

川崎のHPには、山根選手が川崎で4年間プレーした思いと、海外挑戦への思いをつづっています。

▽以下、山根選手のコメント

川崎フロンターレに関わるすべての皆さま、この度MLSのLAギャラクシーに移籍することになりました。昔は嫌なイメージだった等々力陸上競技場がこの4年間で本当に大好きになりました。プレーしていて一番ワクワクするスタジアムです。どんな結果であろうと前向きな言葉で力をくれるフロンターレのサポーターには感謝の気持ちしかありません。そんなみんなとたくさんの勝利を分かち合うことができて本当にうれしかったです。

日本代表に必ずなると決めて移籍してきた4年前、周りを見たら本当の意味でレベルの違う選手たちに囲まれて、たくさんの刺激を受けました。すごい勢いで成長して世界に飛び出していく後輩たち、やっぱりすごいと何度も何度も思わせてくれる先輩方。自分が誰よりも結果を出す。その空気がフロンターレにあったからこそ、今の自分がいます。タイトルを獲り続けるチームの空気を持っているクラブはそう多くありません。だからこそ多くの選手が育ち、多くのタイトルを獲ってこられたのだと思います。

30歳になりベテランと言われることも少しずつ増えてきました。でも、いつも心の中に、生活や文化、言語、サッカーのスタイル、日本とは何もかもが違う、自分にとってより厳しいところでチャレンジしてみたい。そんな思いがありました。このチャンスを逃したくないと思い、この決断をしました。苦しいこともたくさんあった2023年、天皇杯で優勝してフロンターレ全員で泣いて笑えたことが一番の思い出です。4年前には想像ができなかった言葉を、偉大な先輩、後輩、監督、コーチングスタッフ、トレーナーの皆さんからかけていただきました。それだけでも必死に頑張ってきてよかったなと思えました。

4年間という短い間でしたが、本当に濃い毎日を過ごすことができました。川崎フロンターレは日本サッカーにとって、本当に価値のあるクラブだと信じています。4年間本当にありがとうございました。