◇第９０回全日本フィギュアスケート選手権大会（１２月２２日～２６日、さいたまスーパーアリーナ）

公式練習が行われた２２日、アイスダンスの村元哉中（２８）、高橋大輔（３５）両選手が前日会見に臨みました。

今大会は、コロナ禍により専属のマリナ・ズエワコーチが不在。代わりに、かつての指導者である浜田美栄コーチ、長光歌子コーチがリンクサイドに立ちます。

高橋選手は、「（両コーチが）立ってくれることを喜んでくれたのも本当うれしかったですし、懐かしい感じだったり、心強い感じだったり、また新たな新鮮な感じだったり、すごく不思議な感じです」と話しました。

そして、全日本に向けた心境を聞かれ、村元選手は「スーパーアリーナのリンク全体を見て、やっと始まるんだなというワクワク感が強いです」と、大会への高揚感を語りました。

一方の高橋選手は、「全日本という大きな目標に向けて頑張ってきたので、明日から全力で楽しみながらやっていきたいなと思ってます」と意気込みました。

また、北京五輪への思いを聞かれると、村元選手は、「自分たちができることを１００％以上出さないといけない状況なので、もちろん頭には入れてるんですけど、それよりかは自分たちの演技に集中して、何よりこの瞬間を楽しみたいなと思っています」と、目の前の試合に全力を尽くすことを誓いました。


写真：アフロ