小林陵侑「金メダル目指す」北京五輪へ抱負
スキージャンプの小林陵侑選手が22日、オンライン会見に出席。開幕まで2か月を切った北京五輪へ向けて「その頃どういうジャンプができているか分からないですけど、すごく楽しみ。金メダルを目指して頑張ります」と、意気込みを語りました。
今季はW杯6戦に出場し、3勝を挙げている小林選手。ここまでを振り返り「勝率がいい。いいジャンプができていて2本ともそろえた時には勝てている。これからもっと確率を上げていければいい」と、手応えを口にしました。
その一方で、11月末に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た影響でW杯から一時離脱。10日間の隔離生活を余儀なくされました。
それでも隔離期間中は、所属先のコーチの紹介で20キロのウエートなど練習器具が手に入ったり、トレーナーと電話をつないでコミュニケーションを取るなど、トレーニングを継続することができたと明かしました。
小林選手は「今となってはゆっくりいい休みになった。状態の維持はでき、10日間も部屋にいましたけど、そんなに鈍ることなく過ごせた」と、前向きにとらえました。
次戦は、年末年始伝統のスキージャンプ週間(ドイツ・オーストリアでW杯4大会を開催)に臨む予定です。
写真:AFP/アフロ