元プロ野球選手の高木豊さんが17日、自身の公式YouTubeを更新。侍ジャパンのダルビッシュ有選手との対談を公開しました。

高木さんはこれまでダルビッシュ投手が選ぶ「ベストナイン」を発表していないことについて言及。これに対してダルビッシュ投手は「本当に好きな選手いっぱいいるんですよ。上原（浩治）さんも好きだし松坂（大輔）さんも大好きだし。マーくん（田中将大）、金子千尋さん、斉藤和巳さん・・・挙げだしたらいっぱいいるから、1人を選んでしまったときに他の人に申し訳ない気持ちになっちゃうんですよ。だから選べないです」と回答。

その後高木さんに「一番投げやすかった人は？」と質問されると、「鶴岡さんです」と、2021年まで日本ハムとソフトバンクでプレーし、ダルビッシュ投手とも2005年から約7年間バッテリーを組んでいた“元相棒”の鶴岡慎也さんの名前を挙げました。

「性格的な部分とか僕すごく大事にしていて。スローイングだとかキャッチングとかあまり気にしてなくて。鶴岡さんがキャッチャーのレベルでどうなのかって分からないんですよ。ただ性格的に自分が若いときすごくワガママだった、マウンドでもやりたいことをしてたっていうときでも受け入れてくれている」と若い時代、どんなことも受け入れてくれるその性格を絶賛。

「それに対してなんだ？って思う人はここでぶつかる。それがとにかく不快感だったから。でもそれを全部受け止めてくれるところがあったんで、自分はいつでも鶴岡さんだって今でも思っています」と選出理由を説明しました。

鶴岡さんは今大会チームスタッフでブルペンキャッチャーとして帯同中。「全てがすばらしい」とダルビッシュ投手を絶賛していました。

残り2戦も裏方としてサポートするためアメリカに帯同します。