カザフスタンとワールドカップアジア地区予選を戦うバスケットボール日本代表は29日、沖縄アリーナで前日練習を行いました。

25日（現地時間）に行われたアウェーでのイラン戦には、アメリカとイランの国際情勢の関係で帯同できなかったトム・ホーバスヘッドコーチ（HC）。この日の練習では、積極的に選手たちとコミュニケーションをとる姿が見られました。

長時間の移動などで疲労がたまっていたことから日本代表は沖縄入り後、短時間の練習で調整。またカザフスタン戦から合流するメンバーもいたということで、この数日はチームビルディングに努めてきたといいます。

疲労が残る中で迎えるカザフスタン戦、ホーバスHCは「エナジーが必要」とカギを挙げました。

さらに、「今いる選手たちは長い間（代表に）いたからチームバスケットはいいと思う。だから本当に（勝利への）自信がある」とコメントしました。

また29日、NBAのブルックリン・ネッツと契約を交わした渡邊雄太選手について「（ニュースを聞いて）うれしいです。彼もずっと待っていたと思うから、本契約ではないけど頑張ったらいいチャンスがあると思う。来年のワールドカップはネッツから渡邊選手、八村塁選手も入って、馬場雄大選手もいる。楽しみ、いいチームになりそう」と渡邊選手の活躍する姿を心待ちにしていました。