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佐々木朗希が投球分析「まっすぐでいけると思った」2球連続フォークから外角ズバッと163キロ

2022年4月18日 17:38
佐々木朗希が投球分析「まっすぐでいけると思った」2球連続フォークから外角ズバッと163キロ
17日、8回をパーフェクトに抑え、17イニング連続ヒットを許していないロッテ佐々木朗希投手
10日の完全試合達成に続き、17日の試合でも8回をパーフェクトに抑えた佐々木朗希投手。試合後、日本テレビのインタビューに応じ、8回の日本ハム・野村佑希選手との対決を1球ごとに振り返ってもらいました。

この試合、佐々木投手にとって最後のバッターとなった野村選手。

「初球は、前の2打席があったと思うんで、まっすぐが通るかなと思いました」

この試合、野村選手との対戦は3度目。前の2打席ではいずれも初球は変化球から入っていた佐々木投手。攻めのパターンを変えるため、この打席の初球には159キロのストレートを選択しました。ストライクを奪ったことに余裕が生まれたと言います。

「この段階で僕の方が2球目の選択肢は結構あると思うので、8対2ぐらいで有利になったと思います」

続く2球目は同じストレートを選択。これを野村選手がバットに当てると、打球は低いライナーでライト線へ。ボールはわずかにラインの外へ落ちファウルに、完全試合を期待するスタンドのファンも騒然となりました。

この時の心境について、「普通に振り遅れだったかなと思ったんですけど、結構危なかったなと思いました。差し込めたと思ったんですけど、うまく合わせられたかなと思いました」と、佐々木投手。

続く3球目、4球目は連続でフォークを投げファウルに。

「野村選手はまっすぐもフォークもどっちも振っているので、結構迷っている場面ではあったと思う。しっかり投げ切れれば絶対アウトに取れるとは思ってました」

そして最後に選んだのはストレートでした。この日の最速に並ぶ163キロがアウトコースいっぱいに決まり見逃し三振を奪いました。

最後の一球について佐々木投手は、「フォーク2球がファウルになっているので、どうしても(野村選手の)タイミングがフォークに近い形になってしまうので、まっすぐでいけると思いました」と、分析しました。

確信のストレートでこの試合14個目の奪三振。かくして前回の完全試合に続く8回パーフェクトを成し遂げました。

現在52者連続パーフェクトの佐々木朗希投手。記録更新がどこまで続くのか、次の登板でも活躍が期待されます。

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