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上武大・加藤泰靖 自慢のストレートで6回無失点の好投 チームも決勝進出

2022年6月11日 19:30
上武大・加藤泰靖 自慢のストレートで6回無失点の好投 チームも決勝進出
ドラフト候補の上武大学・加藤泰靖投手
◇全日本大学野球選手権大会・準決勝 上武大5-0佛教大(11日、神宮球場)

上武大学の最速153キロ右腕、ドラフト候補の加藤泰靖投手が6回無失点の好投で、チームを9年ぶりの決勝に導きました。

初回はコントロールが安定せず先頭打者に四球を与えますが、後続を打ち取り、無失点で切り抜けます。

2回以降は「球が浮いてしまうと先制点を取られてしまうので、低めを意識して投げました」と、持ち味のノビのあるストレートで三振を奪うなど、6回6奪三振無失点の好投。この日の最速は148キロでしたが、ドラフト候補としての実力を見せつけました。

試合後、加藤投手は「ストレートは球速と質にこだわって練習をやっていた。(今日の投球は)70点。(30点足りないのは)まっすぐも、もっとこだわれると思いますし、変化球もまだ課題がある。全部の球が決め球になるように、(誰にも)崩せないピッチャーになりたい」とコメントしました。

またこの試合に視察に訪れた侍ジャパンの栗山英樹監督は「楽しみですね。こういう経験を生かして大きくなってほしい。楽しみにしたいと思います」と、加藤投手を評価しました。
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