◇プロ野球パ・リーグ　ソフトバンク6ー2楽天（16日、楽天生命パーク）

首位・ソフトバンクが先発変更というアクシデントに見舞われるも、楽天に勝利して6連勝。2位・オリックスが敗れたため優勝マジックは2つ減って9となりました。

試合は初回、1アウトから三森大貴選手・牧原大成選手が連続ヒットで出塁すると、4番・柳田悠岐選手が楽天先発・涌井秀章投手から第20号3ランを放ち先制に成功。

一方、この日先発予定だった奥村政稔投手が急きょ登板を回避したため、通算プロ461試合目で初の先発となった森唯斗投手がマウンドへ。その森投手は3回を投げ1失点と試合を作ります。

4回に3-2と1点差に詰め寄られた後の6回、ソフトバンクは1アウト3塁2塁のピンチを招きますが、ここで4番手の嘉弥真新也投手がスクイズを仕掛けてきた楽天・鈴木大地選手をピッチャーフライに打ち取り、さらに飛び出した3塁ランナーも刺して無失点で切り抜けます。

すると直後の7回、デスパイネ選手に試合を決定づける3ランホームランが飛び出し、リードは4点に。

最終9回はセーブシチュエーションではないもののモイネロ投手を投入。モイネロ投手は3者連続空振り三振と圧巻の投球を見せ、6-2でソフトバンクが勝利。

チームはこれで6連勝となり、2位オリックスが日本ハムに敗れたため、優勝マジックは11から2つ減って9となりました。