◇MLB エンゼルス7―3レンジャーズ（日本時間14日、グローブライフ・フィールド）

レンジャーズ戦に『2番・指名打者』でスタメン出場したエンゼルス・大谷翔平選手。この日2打数2安打1盗塁の活躍でチームの勝利に貢献しました。

第1打席は初回、1アウトランナーなしの場面。大谷選手は、フルカウントからレンジャーズの左腕コディ・ブラッドフォード投手が投じた、内角へのチェンジアップをライト線にはじき返します。放った打球は、速度時速112.5マイル（約181.1キロ）の痛烈な二塁打となり、10試合連続の安打を記録。

3回の第2打席は四球。続く6回の第3打席は、1アウトからオーウェン・ホワイト投手が投じたチェンジアップをライト前に運び、3試合連続のマルチ安打を記録します。

第4打席は7回、2アウト2、3塁の場面で迎えるも申告敬遠。第5打席では2アウトランナーなしの場面で、フルカウントから四球を選び出塁します。

続くエンゼルスのブランドン・ドルーリー選手の打席で、大谷選手は2球目にすかさず快足を披露。3年連続の2桁となる、今季10個目の盗塁に成功します。得点圏に進塁した大谷選手は、ドルーリー選手のレフト前ヒットにより本塁に生還しました。

シーズン69試合目となる一戦を終えて20本塁打50打点、10盗塁、打率は3割目前の.296をマークしている大谷選手。

レギュラーシーズン162試合で換算すると47本塁打117打点、24盗塁のペースとなり、SNS上では「これは狙えるぞ…」「トリプルスリー射程圏内じゃん！」など、日本人初のトリプルスリーにファンから期待の声が上がっています。