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卓球・早田ひな「あと1年でここを超えないと」完全アウェーの中で中国の世界1位に敗れアジア大会銀メダル

2023年10月1日 22:05
卓球・早田ひな「あと1年でここを超えないと」完全アウェーの中で中国の世界1位に敗れアジア大会銀メダル
卓球の早田ひな選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
◇第19回アジア競技大会 卓球女子シングルス決勝(1日、中国・杭州)

卓球の早田ひな選手がアジア大会のシングルス決勝で、世界ランク1位の孫穎莎選手(中国)に1-4(5-11、9-11、12-10、8-11、7-11)のストレート負けを喫しました。

この日行われた準決勝では世界4位の王芸迪選手(中国)を最終ゲームまでもつれる大接戦の末に勝利。前日の張本美和と木原美悠ペアに続き2日連続で世界最強中国の壁を越えていました。

迎えた決勝は世界1位の中国選手に対して2ゲーム連続で落とす苦しい展開。それでも第3ゲームは12-10と接戦をものにして取り返します。

第4ゲームは中盤以降離されて5-10と相手のゲームポイント。それでもここから粘りをみせ早田選手が3連続ポイントを奪いたまらず孫選手はタイムアウトを取ります。スタンドからは地元からの「加油」(中国語で頑張れ)と声援が飛ぶ中、早田選手はタイムアウト明けのポイントを奪われ、このゲームを落とします。

第5ゲームも互いに譲らず6-6と中盤まで競り合う展開。しかし、攻めに転じたいボールがネットにかかるなど4連続でポイントを落とし相手のマッチポイント。1ポイントを取り返しましたが、最後は早田選手のボールがネットにかかり、世界1位の前に屈しました。

それでも完全アウェーの中で準決勝では中国選手を倒し、銀メダルを獲得。早田選手は「4年に1度の大会で緊張がある中で自分の力を試合に出すことができて結果につながった。あと1年でここを超えないといけないと思うと時間がないですけれど、自分は1日1日を努力していくしかない」とその目は銀メダルで満足していません。
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