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「プレッシャーを感じても意味がない」卓球・平野美宇 パリ五輪代表へ自然体を強調

2023年7月23日 7:00
「プレッシャーを感じても意味がない」卓球・平野美宇 パリ五輪代表へ自然体を強調
卓球・全農カップ東京大会で準決勝に進出した平野美宇選手(写真:アフロスポーツ)
卓球・2023全農カップ東京大会(22日、東洋大学赤羽台キャンパス)

パリ五輪の代表選考を兼ねた全農カップが22日に開幕しました。選考ポイントで2位につけている平野美宇選手は1回戦、準々決勝ともにストレート勝ちを収め、翌日の準決勝に駒を進めました。

先月行われた『Tリーグ・ノジマカップ』で優勝、今月の『WTTコンテンダー ザグレブ2023』でも世界ランク1位の中国・孫穎莎を破り優勝を果たした平野選手。初戦の皆川優香選手を危なげなく退けると、準々決勝でもTリーグでチームメートの15歳・張本美和選手を圧倒。この日、女子で唯一、1ゲームも奪われず準決勝進出を決めました。

平野選手は「2試合目の張本選手は全農カップ平塚大会の準々決勝で負けた相手だったので、当たると決まってから考えてきた戦術だったりが発揮できたのでよかった」とコメント。

最近の自身の好調について、「基礎やラリーの基本、足を使うというのができているので、緩急だったり打球の処理というのが昔よりも種類が多くなっている。そこが成長したかなと思います」と明かしました。

東京五輪では、シングルスの代表争いに僅差で敗れ団体戦のみの出場になった平野選手。来年1月の全日本選手権で決着するパリ五輪選考レースについては「プレッシャーを感じても意味がないということは5年前の(代表争いで)自分が一番体感していると思う。結果よりもまずは楽しんでやるべきことをやって、実力があれば上にいけるし無ければ下に落ちる、それだけのこと。まずはしっかり戦える準備をするだけだと思う」と自然体で臨んでいくことを強調しました。
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